NEXTの活動について

NEXT主催勉強会「災害に備えて、私たちが考えなければならないこと」

8月23日(日)
NEXT主催勉強会「災害に備えて、私たちが考えなければならないこと」開催いたしました。
今回の勉強会は、来るべき南海大地震へ備えるべく、私たち介護福祉士が日頃、どのような心構えをし、どのような準備をしておくべきなのかを考えるキッカケになればと考え、企画しました。
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講師には、20153月まで高知県ボランティア・NPOセンター所長をされており、現在は、高知県社会福祉協議会研修センター所長である、間 章 氏を招いて講義をいただきました。


間氏からは、2011年に起きた東日本大震災の写真や、その時の被災者支援活動での経験を踏まえながら、


今後起こるであろう南海大地震の被害想定、県の取組、また、被災後の私たちが取りうるであろう具体的な動きをスライドを交えながら説明していただきました。



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また、阪神淡路大震災の際の揺れと、南海大地震の揺れの時間や揺れ方の違いなどを、受講者自らの身体を使って体験できる時間なども取っていただき、受講者にも、その揺れ方や規模の違いが手に取るように理解していだけたと思います。
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また、今回は広島県介護福祉士会との合同勉強会でもあり、昨年の広島県での大雨による土砂災害による災害支援の様子なども報告していただき、
被災した方々がどのような苦しみを抱いていたのか、災害支援にあたった介護福祉士たちが、その場で何もできずに悔しい思いをしたことなどを熱く伝えていただき、
私たち介護福祉士が、日頃のご利用者との関わりを通し、暮らしを支えることの重要性について改めて考えさせられる機会をいただきました。
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グループワークでは、自分の居室の間取りを想定し、どのような危険が潜んでいるか話しあったり、避難民を受け入れる立場となった時に、どのように振り分けていくかなどの机上訓練を行い、
事業所での避難想定だけでなく、地域全体を意識した避難想定訓練ができたのではないかと思います。
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広島県介護福祉士会若者会”絆”代表 掛谷氏(写真中央)
今回の研修には、広島県から13名を含む、約50名の方に参加していただき、非常に良い勉強会になりました。
また、高知からの参加者からも、「広島県の若い介護福祉士さんの熱意に感動しました。」や、「他県の介護職員と交流することはないので良かった。」というような感想もいただき、非常に実りのある時間だったと思います。
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最後は、広島県介護福祉士会若者会”絆”のメンバーと、高知県介護福祉士会、青年部NEXTのみんなで記念撮影を行いました。
また、前日の交流会には島根県の若い介護福祉士3名も参加していただきました。今回は、遠路はるばる高知まで来ていただきありがとうございます。
これからも交流を続けながらお互いに刺激し合える職能団体として活動を継続していきたいと考えていますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
青年部NEXT委員長(広報委員) 利谷 大輔
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