NEXTの活動について

高知県福祉・介護新任職員フォローアップ研修「みんなで考える食べることの支援」

R2年9月26日(土)
令和2年度第1回高知県福祉・介護新任職員フォローアップ研修「みんなで考える食べることの支援」開催しました。
この研修は、例年であれば、4月に開催される高知県福祉介護合同入職式のフォローアップ研修として開催されていたものですが、今年度は新型コロナウイルスの影響で、合同入職式が開催できませんでした。
それでも、1年未満の新人職員さんには、しっかりとした知識を身につけてもらい、学んでいただきたいという想いで、新型コロナウイルス感染予防を考慮して午前と午後に分散して人数制限をかけ、開催に至ったものです。
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今回のテーマは「みんなで考える食べることの支援」。

 

講師にはいずみの病院作業療法士 吉本雅生さんを招いて講義してもらいました。

 

食べるためには、30分から40分、姿勢を保持していなければいけない立派な活動であること。

 

そんな当たり前の食べる行為ができなくなるのは、活動の場が少なくなっているという、食べると言う行為を活動の視点から考えることや、

 

ご利用者に対して、介助者が立って介助をする、

嚥下障害がある方に刻み食を提供すると、逆に誤嚥を誘発してしまう、

 

ご利用者や患者がむせたりしているときにタッピングするのではなく、背中を下から上にさするように、むせる行為を促して異物を出させる援助をしなければいけないことなどを学びました。

 

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後半のグループワークでは、本日学んだことを言語化して伝えるということを意識してもらい、受講生からは、「食べることの研修が少ないので聞けてよかった」「現場でしている介助の根拠が分かって良かった。ちゃんと根拠も理解しなければいけない」「グループワークと聞いて苦手だなと思ったけど、話しやすくて良かった」などの意見があり、

 

最後には各グループで発表者を決めて発表し、全体でシェアしました。

 

それぞれに気づきのある研修となり良かったです!

 

またグループワークで出た意見やアンケートを参考に、今後の研修を企画したいと思いますので、またの参加をお待ちしています。

青年部NEXT委員長 利谷

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