お知らせ

令和7年度 倫理研修を開催しました!

令和7年10月7日(火)

令和7年度倫理研修を開催しました。毎年行なっている研修ですが、倫理委員が中心となり内容を議論しながら組み立てております。今年は【倫理でつなぐ信頼のケア!共に学ぼう「高齢者虐待」と「職業倫理」】と題して介護の倫理観について理解を深めながら実際の施設の虐待防止につなげていただけるようにワークを用意しました。

まず、高知県子ども・福祉政策部長寿社会課、高知県障害者福祉課より令和5年度の高知県における虐待の防止、現状における課題について説明がありました。

虐待の実情や高知県の最新のデータが知れる研修ですので、この部分も好評をいただいております。

その後、「介護職員が持つべき倫理観」「虐待防止に繋げるためのケーススタディ」として講義及びグループワークを行いました。

皆さん大変真剣に、また、グループワークでは事業所の実情や対応方法などを議論されておりました。

後半は実際の事例をもとにケーススタディを行いました。

自分たちだったらどうするか。また、対象者が自分の家族だったらどうするか。虐待の加害者となり得る家族をどう支援できるか。と視点を切り替えながら「まず虐待を自分のこととして考えていく」ワークを行いました。

最近ではオンライン受講の需要も増えています。しっかり対応してくれる土居特別顧問です。

虐待を防ぐことはもちろんですが、私たち介護職員が高い倫理観をもち、現状に柔軟に対応していく力が求められています。
してはいけないことだけを列挙するのではなく、ご利用者・ご家族のために真剣に考える力を持った職員となり、お互いに笑顔でケアを提供できるために何が必要かを考える時間になりました。
これからも、一人ひとりが思いやりと誠実さをもって向き合い、「倫理で繋ぐ信頼のケア」を実践していきたいと強く感じる研修となりました。

倫理委員長 本山将也

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